元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

人間として何が一番楽しいのかを探して・・

 今日は、46年間のサラリーマン人生の最終勤務日でした。やめるやめる詐欺で、昨年送別会をしていただいていたので、何事もなくフェイドアウトしようと思っていましたが、思いもかけずに、豪華弁当ランチ会を開いていただき、退社前には、去年に引き続き花束と色紙もいただきました。恐縮です。

 46年間で、ご縁をいただいた方々は数知れずですが、とにかく楽しいサラリーマン人生であったと思います。心の底から、ありがとう!!です。お世話になりました。いっぱいのおかげさまをいただきました。

豪華弁当 まいう~

いただいた花束

 ところで、ランチ会で、仕事に何を求めていたかを話す機会がありました。それは何かというと、「人間として何が一番楽しいのかを探して、仕事をしていました」と伝えました。小林正観さんが、分かりやすく解説していますので引用します。

小林正観著:『感謝ではじまる幸せの習慣』宝島社

《まわりに喜ばれる喜びは、自分が喜ぶのとは比べられない大きさです》

人は、人の間に生きていることから「人間」と言います。

人間として生きるということは、自分のためではなく、他に存在するもののために生きるということです。

体の中に目を向けてみても、肺や心臓、肝臓、腸など自分のために存在する臓器は何ひとつありません。

みな、体内の他の臓器や細胞を生かすために働いているのです。

ひとつの宇宙が人間の体にまとまっている、ともいえるかもしれません。

ですから、人は、この世に生れたからには自分がいかに目標に向かって歩み、達成するかということではなく、いかにまわりに喜ばれる存在になるか、ということに尽きます。

たとえば頼まれごとをやってあげて、相手がにっこり笑って「ありがとう」と言ってくれたとき、本当の「存在の喜び」が湧いてきます。

喜ばれることが、人間の最も根源的な幸せなのです。

人に喜ばれることをしてみましょう。

いちばん楽しくて、幸せなのは実は私なのではないか、と思えるに違いありません。