元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

退職後のことは、退職前から準備しておきなさい

 昨日は、久々の出勤日で、分散会でした。日本酒飲み放題の店で、美味しくいただきました。さすがに今日は起きるのが大変でしたが、やはり「田酒」は美味しい。最高です。幸せー!!

 去年も送別会を開催してもらい、記念品をいただきましたが、今年も「いやしの薬箱 富山の地酒」をいただきました。まるで「やめるやめる詐欺」です。(笑) ありがとうございました。

卒業記念品

 ところで、やっと46年間のサラリーマン生活から卒業し、専業農家の道を歩み始めることになりました。退職後のことは、退職前から準備しておきなさいと恩師から指導を受け、「ニューファーマーズカレッジ」に入って準備してきました。同じように「家庭菜園でもやろうかな」と考えていた友人にも入学を勧めたのですが、「でも、だって」と散々できない言い訳をして、結局「退職してから考える」ということで、スルーされました。(笑)

 「でも、だって」で始まる人のことを小林正観さんが著書の『運命好転 十二条』(五月書房)の中で解説していますので引用します。

・・ある方と一時間ほどお話をしました。
その方も自分なりの考え方がたくさんあるかと思うのですが、私はこのような話をしました。
 
「○○さん、あなたは私が話したことに対して、すべての受け答えを『でも』と『だって』で始めました。
『でも、何々ですよね』『だって、これはこうじゃありませんか』と。
思い返してください。
『なるほど、そうですよね』という受け答えで始まったものは一つもありませんでした。全部『でも』と『だって』でした。
そういう考え方、生き方をやめて、『なるほど、そうですよね』
という受け答えをまずするようにしたらどうでしょうね。
そしたら人生がずいぶん楽になり楽しくなると思いますよ」
自分のことをわかってもらいたい、自分の主義主張を唱えたいという気持はわかるのです。
しかし言い返すことによって味方が得られるとは思えませんし、
逆に敵をたくさんつくっているかもしれません。
聞き入れるかどうかは別として、
人の話は「なるほど、そうですよね」と聞いておけばいいのではありませんか。
そして取り入れられるものは黙って取り入れる。
取り入れられないものは自分の感覚で黙って切り捨てる。
そして、その相手の話や提案を、一々『だって』や『でも』で切り返すのではなく、黙って聞き入れたらどうでしょう。
そんな素直な生き方も、ひとつの生き方だと思います。