元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

気遣いや感謝を言葉で伝えたら、きっと良いことがある

 明日のイベントの参加者は、24~5名となる予定です。明日のために体力を温存すべく、草刈り半分で作業終了としました。

 それにしても、気持ちの良い天気でした。明日も晴れそうです。良かった。

元気村の菜の花畑と青空

 ところで、24~5名となると当然一人では対応できませんので、自発的に参加者から「楽しくなるような工夫」をしていただいています。これまたありがたいですね。みんなで楽しく過ごすコツは、みんなで協力すること。そして「ありがとう」の声をきちんと出すことなのだと思います。

 私の大好きな桃野泰徳さんが、「気遣いや感謝は言葉にしよう」という記事を書いていたので、抜粋して引用します。できれば、クリックして全文を読んでみてください。

気遣いや感謝は言葉にしよう。 | Books&Apps (tinect.jp)

・・私が沖縄のビストロで体験したことをシンプルに言えば、

「気遣いや感謝を言葉で伝えたら、きっと良いことがあるよ」

という、ただそれだけのことだ。

誰だって、一度や二度、そんな経験があるだろう。

学生時代、学食のオバちゃんと友だちになったら、唐揚げをたまに1個サービスしてくれた。

行きつけの町中華に出張のお土産を持っていったら、いつもより盛りが多かったとか、そんな些細なことである。

「なんだ、見返りを期待して感謝や気遣いを言葉にしろということか」

そう思われても、一向に構わない。

負の感情を撒き散らすことと違い、感謝や気遣いを周囲にばら撒くことで不幸になる人など、誰もいないのだから。

そして感謝や気遣いの見返りが返って来た時に本当に幸せなのは、実は自分自身である。

そうすればきっと、次は本心からそうしたいと思えるようになるはずだ。

「そんなこと、もちろん意識している」

そう思う人もいるだろうか。

確かに、飲食店や小売店で店員さんや店主さんに、小さな心遣いで応えることを意識している人は多いかも知れない。

しかし同じ想いを、同僚や上司、部下、お取引先、夫や妻に対しても向けている人はどれだけいるだろう。

感謝や気遣いには多くの場合、少なくない“見返り”があることを知っているにもかかわらずである。

断言しても良いが、感謝と気遣いは誰にでも無限に発行できる「疑似通貨」だ。

 

いつもありがとう

美味しかった

楽しかった

良い思い出になります

 

そんな言葉は、相手の心の中の「預金通帳」にどんどんと貯まっていく。

しかも、引き出しても無くならない好意として、ずっと印象に残り続ける。

それは時に、金銭的な見返りとして返ってくるかも知れないが、そんな程度の“資産”ではないことなど、きっと多くの人が知っているはずだ。

「感謝と気遣いは、誰にでも無限に発行できる疑似通貨」

ぜひそんな想いで、たくさんの人の心に「貯金」をしてほしいと願っている。

 

余談だが、沖縄出張で買った「ちんすこう詰め合わせ」をなじみのお蕎麦屋さんにお土産で持っていった時のこと。

蕎麦前の唐揚げは3つも増量され、お刺身5種盛り合わせは8種ものっけたすごいお皿が出てきてしまった。

さらに、帰り際、

「貰い物なんですが、私飲まないんです」

という“口実”で、純米大吟醸の高価な日本酒のお土産まで手渡されてしまう。

ちんすこう詰め合わせ、1,800円だったのに…なんか申しわけありません(泣)

次の訪問の時には、さらに店主に喜んでもらえるお土産を心を込めて、持っていこうと思っている。