元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

見ている世界が違う

 今月は写真の載せすぎで、これ以上新しい写真はアップできないと警告がありました。残念。しばらく文章だけの記事となります。(笑) 

 昨日は出勤日でしたが、「見ている世界が違う」というのを、まざまざと、体験しました。

 楽しいこと、嬉しいこと、役に立つことだけを考えて動く人には、楽しいことだけが集まってきます。もちろん「楽しみたい人」も集まってきます。

 一方で、心配事、不安な事、恐怖を感じることだけを考えている人には、そんなことしか起きてこないし、暗い顔同志が集まって、ひそひそと何やらよからぬこと相談しています。(笑)

 片や「信じる者は救われる」。片や「信じる者は足を掬われる」と思って行動しているようです。(笑)

 小林正観さんが、私のこの体験を解説してくれていますので、引用します。

小林正観著:『ごえんの法則』大和書房

ある日、小林正観さんのところに、二人の占い師にまったく正反対のことを言われ、どちらを信じていいのか、悩んでいる女性が相談にきたそうです。正観さんは「その答えは簡単だ」、といいました。

それは…
その占い師の、まわりにいる人たちを見ればいい。
まわりにいる人たちが、笑顔で幸せそうで、

楽しそうに過ごしているかどうかを、見ればいいのです。
聖なる占い師は、見た目は普通の格好をしています。
そして、まわりには、笑顔で、幸せそうな人たちがいっぱいいます。
とてもいい仲間に囲まれている。

一方で、当たらない占い師は、どういう人か。
過度に荘厳(そうごん)で、重々しく、威厳に満ちた姿、形、格好をしている人が多いのです。
そしてまわりには、笑顔で幸せそうな人はいない。
どこか不幸そうで、悲しく、まったく笑顔のない人たちに囲まれているのです。

「楽しいことを予言」する占い師さんのまわりには、たくさんの幸せそうな人たちがいる。
なぜかというと、その聖なる占い師さんは、

いつも人が「楽しくなるように、幸せになるように」という願いを投げかけているからです。

一方「悪いことを予言」する占い師さんのまわりには、たくさんの不幸そうな人たちがいます。
悪い予言をした瞬間、予言をしたその人は、

無意識に相手の身にそれが実現するように期待してしまうのです。
そうなってもらわなければ、自分の占いが当たりません。

当たるようにと願って、悪い予言を口にする。
当然、投げかけたものは返ってくるので、

その占い師自身も幸せにならないし、まわりにいる人たちも面倒な人生を歩むことになるのです。