元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

身体の健康と治癒には喜びが不可欠

 本日は、元気村恒例「サツマイモ掘り&芋煮会」でした。子供たちも参加して、賑やかで、平和な時間が流れました。ほっこりです。(笑)

見つけた!!

サツマイモご飯、アヒージョ、イチジクの甘露煮、こかぶの漬物等々

 ところで、「幸せホルモン」はガン細胞を除去するという記事があったので、抜粋して引用します。体の健康と治癒には「喜び」が不可欠ということです。今日のような日々をみんなで送れるようにしたいですね。

・・しかし、感謝は治癒とどのように関係しているのでしょうか? 

 まず、感謝の気持ちが精神と身体を癒やすという前提は、多くの研究によって裏付けられています。

 たとえば、最近の臨床試験では、感謝の気持ちを引き出すために感謝の日記を2週間、毎日書き続けたところ、被験者のポジティブな感情や幸福感、生活満足度が高まり、同時にネガティブな感情や抑うつ症状を減少させることがわかりました。

 最もよく研究されている介入方法の一つが、「感謝リスト」です。これは、1日の終わりに感謝したいことを3~5個書き出すものです。目的を持って感謝の気持ちを毎日表す行動は、身体の健康症状や睡眠の質を改善することが科学的に証明されています。

 同様の研究では、感謝の気持ちを持つ傾向のある人は、そうでない人に比べて健康状態がよく、より健康的な活動(運動など)に参加していることが示されています。

・・・もう一つの興味深い研究分野は、オキシトシンです。かつては、幸せとは生まれつきの「陽気な」性格や経済的な余裕、強力な社会的ネットワーク、高等教育へのアクセスといった「いい人生」を送った結果であると信じられてきました。

 しかし、最近の研究では、幸福は実際には複数の内的、外的要因の結果であることが判明しています。幸福感を左右する最も重要な生物学的要因の一つは、おそらく最も有名な「幸せホルモン」であるオキシトシンの体内調節です。

 近年、ニューヨーク市立大学ハンター校の研究者たちが、最新の研究を再検討したところ、オキシトシン乳がん卵巣がんの増殖や転移を遅らせることを発見しました。

 さらに、オキシトシンはオートファジー(がん細胞死)を増加させることで、がんを引き起こすコルチゾール(代表的なストレスホルモン)の作用を逆転させることを示す研究もあります。過剰になると免疫システムに害をおよぼし、がんの回復を妨げるコルチゾールを減少させるためには、オキシトシンの値を上げる必要があります。

 うれしいことに、オキシトシンを増やすのは比較的簡単です。オキシトシンはポジティブな感情を抱いたときにはいつでも、自動的かつ瞬時に増加します。私たちがより社交的で信頼できるようにしてくれ、恐怖や不安、心的外傷後ストレス障害PTSD)、ストレスを軽減してくれます)。

 オキシトシンは、じつにさまざまなレベルで癒やしをもたらすホルモンなのです。オキシトシンの増加をもたらす具体的なものの一つが、笑いです。興味深いことに、笑いは本物である必要はなく、偽物でもかまいません。笑いが最高の自然薬であることは、科学的に証明され続けています。 

 ノーマン・カズンズは1979年、『笑いと治癒力』を出版し、医学界に衝撃を与えました。この本は、命を脅かす自己免疫疾患を笑いと大量のビタミンCで治療し、寛解に至った自身の体験談を概説したものです。

 笑いに関する最近の研究では、患者が1時間のお笑い動画を観るとコルチゾールの値が低下し、がん細胞への攻撃を助けるナチュラルキラー細胞の活動が上昇。痛みへの耐性が高まり、不安やストレスレベルが低下し、血圧が改善することがわかっています。

 この研究では、ポジティブな感情の増加ががん細胞を殺すのか、それともがん細胞をもとの健康な細胞に回復させて、本来の寿命で死滅するのかは明らかになっていません。しかし、はっきりしているのは、ポジティブな感情が高まると免疫システムが大幅に強化され、その結果、身体ががん細胞を除去するのを助けることです。

 本稿のメッセージは、身体の健康と治癒には喜びが不可欠だということです。つねにストレスにさらされていると、身体は自然には治りません。しかし、運動やビタミンの摂取と同じように、日々幸せを最優先にすることは、治癒の旅に大きな役割を果たすでしょう。たとえ1日5分でも、毎日の喜びは薬と同じくらい重要です。