元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

楽天的に生きる。

 今日も♬アチチアチ~で、10時には、スタコラサッサと畑から逃げ帰りました。が、15時を過ぎると、何やら涼しげな風が吹いてきました。これは・・・と思い、畑に帰り、「サニーレタス」の播種を行いました。確実に秋には、なっているようです。(笑) 来週は恵みの雨が続くとの予報。やっと、待ちに待った雨です。最高にうれしい~です。(笑)

老眼鏡をかけながら、1mmの種を1個1個トレーに播種していきます。

 ところで、将来のことに備えなくちゃならないと、今の生活を楽しむことが出来ない人がいます。社会環境、経済環境を考えると不安になるのはわかりますが、不安=不平になっている人がいます。

 その不平を配偶者にぶつけて、今を楽しむことを否定します。「将来のことを考えて行動しろ」「もっと、節約しろ」「質素倹約こそが正しい生き方」等今を否定して、起きてもいない未来に備えることを強いています。

 今の状態に感謝できない人は、将来も感謝できるような環境にはなりません。今を楽しめない人は、将来も楽しむことはできません。

小林正観さんの言葉を引用します。

小林正観著:「100%幸せな1%の人々」中経出版

日常で「つらい」「悲しい」「苦しい」「悔しい」と言い続けると、それを言う人も聞く人もどんどん元気を奪われます。
1年365日、言い続け、聞き続けたとしましょう。それが3年、5年続いたとしたらどうでしょう。ものすごい量の「気力」を奪います。

結果として、その家には多分「不幸」が集中するでしょう。「気力」も「体力」も「精神力」も「集中力」もすべて奪われる。家族全体から奪われるのですから、病気になる、風邪をひきやすくなる、集中力を欠き接触事故を起こしたり、不用意な発言をして人を傷つけたり、そういうことも増えます。

気力だけの問題ではありません。自分で自分に繰り返し「つらい」「悲しい」「悔しい」「苦しい」「つまらない」と言い聞かせ続けると、「生きているのがそんなにつらいなら死んじゃいましょう」と、体自身が反応し、ガン細胞を増殖させ、故障や病気を進行させます。体自身がそういう指令系統を持っているのです。

それを「悪い霊が憑いている」などと言う人がいますが、私はそうではないと思います。おはらいはいりません。家の中で飛び交う言葉には「元気を取る言葉」や「怒り顔」をなるべく出さないことです。

毎日「嬉しい」「楽しい」「おもしろい」「幸せ」と笑顔で言い続けたら、それを言う人、聞く人どちらも、どんどん元気になります。風邪をひくことが少なくなり、ひいても熱が出にくい、早く治るようになります(免疫力や基礎体力が強化されるということです)。「バカは風邪ひかない」という言葉を、このようなことを知った上で解釈すると、まったく違う「真実」に気がつくでしょう。

毎日、「嬉しい」「楽しい」と笑顔で、人を憎んだり恨んだりせずに言い続けている人は、「お前には苦労がないのか」と言われます。まさに「バカ」そのものです。けれども、「バカは風邪ひかない」のです。それが真実であり、事実。

長寿の人に「長生きの秘訣は?」と聞くと、必ず入っているのが「くよくよしない」ということ。毎日「嬉しい」「楽しい」と言い続けていると、風邪はひかないし、長生きもする(体があまり傷まない)のです。

ついでにもう1つつけ加えておきましょう。ある人がケガをしたときのこと。
リハビリで何度か通ううち、ある先生から「できないことばかりを挙げないで、できることを考えて、挙げてください」と言われたそうです。考えてみたらできることの方が圧倒的に多いのに、「できないことばかり挙げていた」というのです。

ケガをしたときだけでなく、日常的にも「あれができない」「これができない」と言ってしまいがち。でも、たとえば足を捻挫したとしても、テレビは見られるし、食事もできる。手紙もかけるし、電話でおしゃべりもできる。
よく考えてみると、1万できていたことが9900になっただけで「できること」の方が圧倒的に多いのです。そういう事実に気づき、それを理解し「できること」を強化し延長するようにしたら、今までとはまったく違う速さで体が治り始めたとのことでした。

楽天的に生きる」ことは、体自身の要請でもあるようです。

 楽天的に生きた方が、不安のない人生になるのです。毎日を不安で生きて、将来に備えている人は、真逆の結果が待っているのです。