元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

時間を守れない人

 昨日、一昨日と農作業ができなかったので、今日は朝から全集中でした。菜花や雪菜を播種するための畝立て作業を中心に、額に汗しました。

 が、季節が変わりました。変な暑さがありません。スッキリ爽快です。野菜たちも、元気を取り戻したようです。長かった猛暑とも、やっとおさらば、めでたし。めでたし。これから農作業集中デーが続きます。

元気村の夜明け。5時26分。

元気を取り戻した「こかぶ」。すくすくです。

 ところで、必ずと言っていいほど遅刻してくる人がいます。周りはみんな慣れていて、その人のことを「あてにしてない」のですが、なぜ遅刻されると不愉快になるのかを、心理学者の富田隆さんが解説していました。抜粋して引用します。

富田隆著『「ひと言」で相手の心をつかむ ことばの心理術フレーズ事典 』永岡書店

 社会人の最低限のマナーは「挨拶」と「時間を守ること」だと言われます。 しかし、時間を守れない人は職業、年齢を問わず多いもの。 

 遅刻は、待つ人を怒らせたり、予定が狂ったりして、周りの人に多大な迷惑をかけます。でも実は、それ以上に心理的な問題が潜んでいるのです。 

 それは、待たされている人の心の中に、「私は、彼に軽く見られている」という屈辱感を抱かせてしまうことです。これを「従属の効果」と言います。 

 「従属の効果」とは、自分が相手に従属させられていることから生じる心の動きを指します。 遅刻を例にとれば、自分はイライラしながらも待たざるを得ない、つまり待つことを強制されている、ということが引き起こす「不当に侮蔑(ぶべつ)されているような感覚」「相手より小物の地位に置かれることに対する屈辱感」の心境が問題なのです。 

 なのだそうです。なるほどです。仲間内なら、「あいつだからしょうがない」で済みますが、先輩や上司、取引先等であれば、完全にアウトですね。