元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

失敗は新しい発見のもとになる貴重な体験

 今日の作業はジャガイモ植え。残っていた「とうや」と「男爵」を植え終わりました。これで順調に育てば、6月中旬頃の収穫となります。あとは、葉物類の播種のため、ひたすら「畝立て、畝立て、畝立て」。

 今年は時間がたっぷりあるので、今まで作ったことのない「グリーンカール」や「ごぼう」等にもチャレンジしてみたいと思います。でも野菜作りのチャレンジは、基本1年に1回のみですので、失敗したら翌年まで再チャレンジは出来ません。まぁ、時間はたっぷりあるからいいかぁ・・・(笑)

畝立ても「真っすぐ」できるように上手になりました。(笑)

 ところで、筑波大学名誉教授の村上和雄さんが、その著書『スイッチ・オンの生き方致知出版社の中で、「失敗は新しい発見のもとになる貴重な体験」と語っています。抜粋して引用します。

・・何が人を新しいことに挑戦させるかといえば、外から絶えず入ってくる刺激です。

精神的に守りに徹していたのでは、決して新しいものを取り入れることができません。

「守り」の姿勢が遺伝子をオンにすることは、まずありません。

守りとは現状維持であり、いま働いている遺伝子だけで十分事足りるということだからです。

眠っている遺伝子は強く必要とされなければ目覚めてくれません。

だから、「守り」ではなく「攻め」で新しい刺激を求めていくことが大切なのです。

また、よい遺伝子をオンにするために強調しておきたい知恵の一つには、何かに取り組むとき、それがプラスかマイナスか、できるかできないか、効果的かどうかなどといった評価は後回しにして、とにかくやってみるということがあります。

挑戦することを先送りにしていては、決して大成できません。

完璧な見通しなど絶対にないのですから、まずは頭の中で考えるより先に「やってみる」ことが大切なのです。

失敗はそれまでの努力を無駄にするものではありません。

それどころか、新しい発見のもとになる貴重な体験なのです。