元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

「働く」は、傍(ハタ)をラクにすること。

 今日から若林郵便局の窓口ロビーでの「野菜の無人販売」を再開しました。「待ってる人がいますよ」と窓口の社員さんから聞きました。俄然やる気が出ます。嬉しいですね。(笑)

 そのあと、「規格外品」のサニーレタスを「ふうどばんく東北」さんに持っていきました。ちょうど学生ボランティアの人たちもいて、喜んで受け取っていただきました。お役に立てて何よりです。(笑)

無人販売再開しました。

ふうどばんく東北AGAINさんへサニーレタスを寄付

 ところで、建築家・起業家、谷尻誠さんが、「まわりのみんなを楽しくすることが、仕事をする目標」だと書いています。谷尻さんに1票です。抜粋して引用します。

CHANGE-未来を変える、これからの働き方-エクスナレッジ

「谷尻さんにとって“働く”とはどういうことですか?」

答えを先に言ってしまうと、僕にとっての「働く」は、傍(ハタ)ラクにすること。

傍、つまり、まわりのみんなを楽しくすることが、仕事をする目標であり喜びであり、もっとも大きなモチベーションの源です。

こう思うようになったのは5年ほど前。

ある時、「人はどうして笑うのか」と考えていて、「笑いって自分の内面からは生まれないものなんだ」と気付いたのがきっかけでした。

自分ひとりしかいなかったら笑いは起こらない。

まわりで楽しいことが起きてみんなが笑っている時、それを見て共有できて初めて自分も笑っている。

だから、自分が笑いたかったら、まず人が笑う状況をつくればいい…そんな発見の延長線上に「ハタをラクにする」という思いが生まれたんです。

「ハタ」は家族や友人、仕事仲間やスタッフはもちろん、僕たちがつくったものに関わる人すべてです。

僕たちが設計した住宅の住み手、僕たちが開いた食堂や店に来てくれるお客さん、ホテルを訪れる宿泊客、僕たちが出た雑誌などのメディアに興味を持ってくれた人。

みんながハタ。

そんなハタたちに何を提供したら楽しんでもらえるのか、どうしたらハタをラクにできるのか。

それを考えれば、働く姿勢はおのずと決まります。