元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

自分の弱さを認める

 昨日は、無事味噌作りを終え、今日は出勤日でした。ところが、ビニールトンネル作業の筋肉痛が忘れたころにやってきて・・・。

 小学生の時、学校の廊下に「廊下は静かに」という標語ポスターが貼られており、そうか「老化は静かにくるんだー」と思っていましたが、近頃「老化は全速力でやってくる」ことを実感しています。(笑)

 

老化は全速力でやってくる

 ところで、歳を重ねると、今まで普通に出来たことが出来なくなります。ちょっとがっかりしてしまいますが、「自分の弱さを認める」ことが大切だと、医師の小澤竹俊さんが書いていますので引用します。

今の社会では、至るところで競争が行われ、「競争に勝つこと」「強いこと」「富や名誉、お金など、たくさんのものを所有すること」を幸せだと思っている人は少なくありません。

あるいは、「社会のために働き、社会の役に立ってこそ、生きる意味、存在する意味がある」と思っている人もたくさんいるでしょう。

そんな社会の中で、人が自分の弱さを認めること、弱さを得た人が自己肯定感を保つことは、非常に困難です。

でも、先ほど述べたような恐れは、本当は必要ありません。不完全でも、たとえ何もできなくても、人は存在しているだけで十分に価値があり、生きている意味があるのです。

勇気を出して自分の弱さを認め、受け入れ、そんな自分を支えてくれている存在に気づくことができれば、あるがままの自分に価値があり、生きている意味があることを実感できるはずです。

強いところも弱いところもみんなひっくるめて、あなた自身であり、それらすべてがあなたらしさを形づくっています。

弱いところもきちんと認め、受け入れて初めて、あなたは誰かの真似ではない、社会の価値観をただなぞっただけではない、真にあなたらしい人生、本来の自分の人生を生きられるようになるのです。