元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

私がこの世に「嫌な奴」を出現させた

 昨日の夜は、講話を依頼されて福島県伊達市まで足を延ばしました。到着したのは夕方というか、すっかり日も暮れた午後6時。おしゃれな保原駅の駅舎がライトアップされて綺麗でした。

福島県伊達市保原駅

 講話の中で、私が地下鉄に乗っていて、周りの席がほとんど空いているのに、なぜか私の隣に、たばこ臭くて、イヤホーンをシャカシャカさせた若い人が座ってきたという話をしました。

 そこで私のとった行動は、次のうちどれでしょうか(笑)

①黙って別の席に移動した。

②うるさいので、注意した。

③じっと我慢した。

 ①は大人の行動。②は勇気ある行動ですが、逆切れされる可能性あり。③は自分がずっと不愉快になり損です。・・ということになりますが、私は③を選択し、「心頭を滅却すれぱ火もまた涼し」ということで、無心になろうと努めました。が、やはり一般平民には無理でした。結局降車駅まで不愉快な思いをしました。(笑)

 ただ、あのうるさいシャカシャカ音は自分もイヤホンをしている人には聞こえないので、関係ありません。北島三郎の歌なら私も不快に感じなかったかも。(笑)

 また、いつも自分がたばこを吸っている人にとっては、たばこ臭もあまり気にならないと思います。私も昔は、たばこを吸っていたので当時は気になりませんでした。(笑)

 なので、隣に座った若者を「嫌な奴」と規定したのは私です。他の人にとっても、「嫌な奴」とは限らないのです。つまり、私がこの世に「嫌な奴」を出現させたのです。(笑) 

 そう考えると、世の中の好き嫌い、いい悪い、善悪は自分によって生じるということですから、自分の受け取り方を変えれば、いつもご機嫌に暮らせるということになります。(笑) 今年一年を、ご機嫌で暮らせますように・・(祈)