元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

人に嫌なことをすれば、嫌なことをされる。

 昨日は、初詣にでかけました。名取市高舘に鎮座する「熊野那智神社」です。高台にあるため見晴らし台があり、仙台市名取市が一望できます。元気村も見えたので、元気村からも見えるはずですが、見えません。(笑)

 そして今日は農作業始めで、ビニールハウスの中の土づくりのため、たい肥を運び込みました。

 

名取市熊野那智神社

左端の方が元気村

たい肥搬入

 ところで、1日のブログに「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」と書きましたが、小林正観さんが「投げたものは返ってくるという法則」で解説していましたので、引用します。

正観さんのしあわせ絵言葉廣済堂出版

・・人に優しくしたら、優しくされやすい。笑顔で会話をすると、相手も笑顔になりやすい。実は、逆もしかり。むしろ逆から考えるとよくわかると思います。

 いら立ちを投げかければ、相手もいら立ち、他人の不幸を願えば、自分にも災いという形で返ってきます。イライラしながら攻撃的に相手と接して、相手が満面の笑みになることはありません。

 もし立場が上の人が、強圧的に部下に命令したら、その人は一時的にいうことを聞くフリをするかもしれません。しかし、その人のストレスは、別の形で発散されます。

 お釈迦さまは、それを「因果応報(いんがおうほう)」という言葉を使って説明しました。宇宙の法則のひとつです。

 昔、インドのある王さまが、国内の治安について考えていました。多額のお金をつぎ込み、警察(兵隊)を使い、民衆を強制的に抑えつけても、よけいに暴動が増えるだけでした。抑えた分、反発があるのです。

 暴動は増え続け、さらに多くの警察を雇い、財政はどんどん圧迫されました。

 そこで、お釈迦さまの「因果応報」という考えを、教育などに取り入れました。「人に嫌なことをすれば、嫌なことをされる。良いことをすれば、良いことをしてもらえる」

 このシンプルな本質を伝えたことにより、国民は自分の行動を少しずつ考えるようになりました。

 それだけで暴動がなくなり、治安が良くなったので、民衆も仕事がはかどり、物流も良くなり、国が豊かになっていきました。人々には笑顔があふれていきました。

 「負の連鎖」から「正の連鎖」にしていくには、このシンプルな法則を理解しておくといいようです。