元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

なんだよ、優しくしてやったのに・・

 今日は、「有機肥料を作ろう!!」ということで、落ち葉拾いに出かけました。しかしながら、せっかく落ち葉を拾うのなら、落ち葉で困っている場所を綺麗にした方がいいよね、ということで、ある団地の歩道の枯れ葉を集めて、きれいにしてきました。

 道行く人から「ありがとう」「たすかるわぁ~」と、次々に声をかけていただきました。もとはと言えば、自分の都合でやったことですが、たくさんの人に感謝していただきました。(笑)

大漁です。

お大きな袋がたちまち満杯に・・

きれいになりました。

 ところで、まずは自分の心を満たすことが大切なようです。自分の心が満たされてから、初めて人に優しくしないと、もし相手が感謝もせず不遜な態度だったら「なんだよ、優しくしてやったのに・・」と、反対に不平不満に陥ってしまいます。(笑)

 ひすいこたろ&SHOGENの「今日、誰のために生きる?」から引用します。

「自分を絶対に、置いてけぼりにしてはいけないよ」

僕は村長に、何度も何度もそう言われました。

「一番最初に大切にしないといけないのは、自分だよ。
ショーゲンはいつも自分を置き去りにしているように見える。

それでショーゲンの魂は喜んでる?
自分の魂に失礼なことをしてはいけないよ」

村長は、僕の話す言葉、食事の時の様子、食べ方、絵に対する取り組み方など、
日々の生活のすべてを見て、自分自身をないがしろにしているように感じていたのです。

心に余裕がなく、何かに追われているように見えていた。
また、常に自分に何かを課しているように見えていたのです。

「ショーゲン、まずは自分の心を満たしてね」
村長だけではなく、村長の奥さんにも、カンビリさんにも、3歳のザイちゃんやたまに会う人、

たまたますれ違った人など、とにかく顔を合わせた人みんなから、僕はそう言われました。

自分の心を満たさない限り、本当の意味で誰かの力になれないことを、みんな知っているからです。

そして、満たされていない人が、人のために何かをしようとした時、
必ずトラブルが起きる、ということも知っているからです