元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

目的はただひとつ、自分の魂の人格を磨くため。

 昨日は、農学講座でした。「排水対策」と「土壌改良」というテーマの講義でした。それによると、元気村の土壌は「灰色低地土」という土壌で、排水性がやや不良で、保水性も低いということで、なかなか野菜栽培にはハードルが高いようでした。(笑)一番いいのは「黒ボク土」という土壌で、山の近くに広がる土地のようでした。なるほどねぇ。納得でした。

農学講座資料

 ところで、講座の後、所用で仙台サンプラザホテルに行きました。待ち合わせ時間まで間があったので、隣のファミレスでランチをとりました。すると、隣の席の老夫婦が喧嘩を始めました。イヤーな雰囲気が漂い、「せっかく夫婦で食べているのに、美味しくなくなっただろうなー」と心配してしまいました。(笑)

 小林正観さんが、「夫婦は砥石の関係」という説明をしていたので、引用します。

 離婚を考えている女性の質問がありました。結婚とは砥石を手にしていること。お互いが砥石。削りあう夫婦。子どもが1人できたらその子ども砥石。2つの砥石を手に入れた妻の立場です。子ども2人で3つの砥石を手に入れた。砥石で自分の我がままや自己主張を少しずつ削って削って、

折り合うという方法論を身につけたということになる。

 砥石には3つのジャンルがあります。家庭夫婦。仕事関係。その他交友関係。つまり人間関係全て。その3つの関係に集約されます。

 その関係の関与の割合が
10:10:80 になっているか
20:20:60 になっているか
30:30:40 になっているか 
 個人ごとに違いがあるが全部同じように砥石の役割を果たします。結婚しない人はその砥石はないけれど、その分他の仕事職場で削られているし、そこで削られない人は 他の交友関係で砥石の関係が生じます。ジャンルが違うだけで人間関係全部砥石です。


 魂の研究をして判ったことは、結婚相手というのは価値観が一番遠い人同士が結婚します。1000ピースのジグソーパズルがあるとする。999は出来上がっているけれど1つだけ人間の形をしていてそこがポコッと空いていて何処を探しても全然ない。

 その時そのジグソーパズル1ピースにぴったりの姿かたちをした人が通りかかります。それでその人ぴったりジグソーパズルにはまってしまうことになるんです。あ~この人が私が待っていた人だと思うことになります。そのように頭の中で事前にジグソーパズルが作られている。そうしてその人はものすごく遠い価値観の人と結婚するようになっています。

 このようにひとつだけ空いているジグソーパズルの設定をしなければ

価値観の違う人と結婚しようとは思わないのです。その意味で皆さん99%は見てくれで選んでいます。つまり自分の条件にぴったりの姿かたちを作っていて実際その人は現れる。
 自分で生まれる前に、自分でそうなるように設定してきたのです。見てくれ99%。1%は声。その人が現れるとドキッとするようになっていたのです。

 何故価値観が遠い人と結婚するのか。それは、魂を向上させるため結婚というものがあるからです。結婚はゴールインではなくて砥石のスタートなんだと理解して下さい。それがが判ってくると夫婦関係が変わってきます。お互いに砥石です。

 離婚してもしなくても結構ですが、砥石で削りあうのは同じなんです。
30年間の結婚生活のエネルギーを1000とすると、3年間の離婚調停でつかうエネルギーも1000です。ようするに砥石磨きのエネルギー総量は同じ。時間が長いか短いかだけなんです。疲れ果てるという点ではどちらでも同じなんです。

 結局のところ磨かれる場、3つの人間関係でその度合いの総量は誰もが同じ。それで総量が100%。何を選んでも総量は同じです。その目的はただひとつ、自分の魂の人格を磨くためなのです。