元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

目標を叶えたい人にオススメの方法

 今日の仙台は30度越え。♬アチチアチッでした。しかし自宅周辺よりも元気村は風が吹いて幾分涼しいような気がしました。ありがたや、ありがたや。

 夏野菜の「キュウリ」もぐんぐんぐ大きくなり、たぶん明日の朝「初収穫」になると思います。いよい夏本番。その前に梅雨本番? そうなんです。梅雨本番の前に、ジャガイモを掘らないと・・・(;^_^A

キュウリは明朝初収穫。たぶん。

 ところで、元気村の経営理念を「公言」していますが、「目標を公言して達成しないと恥ずかしいと思うので具体的な行動につながる」と、堀田秀吾さんがその著書『世界の研究101から導いた 科学的に運気を上げる方法』(飛鳥新社)の中で解説しています。なるほどです。抜粋して引用します。

・・さらに、目標を叶えたい人にオススメの方法があります。

それは、「目標を紙に書いて、部屋に貼ること」。

みなさんは、「絶対合格!」などと目標を紙に書いたりするでしょうか?

ドラマや漫画などで、そんな目標を書いた紙を部屋に貼り、はちまきを巻いて勉強に集中する受験生――みたいな描写を見たことがある方は多いと思います。

とはいえ、少々レトロな印象があることは否めません。そもそも若い読者は、ピンと来ない光景かもしれませんね。

ただ、そんなアナログな取り組みも、決して捨てたものではないのです。

実は科学的に運気を上げる方法だったりします。

 

ドミニカン大学カリフォルニア校のゲイル・マシューズは、アメリカ・ベルギー・英国・インド・オーストラリア・日本からさまざまな業種の被験者を集め、目標を設定し、達成に向けて努力するグループをつくりました。

各グループの目標の中身は被験者にお任せで、マシューズは目標の扱い方を、次の五つに分けて指示しました。

A 目標を書かない(ただ思い浮かべるだけ)
B 目標を書く
C 目標と行動の約束を書く
D 友人宛てに目標と行動の約束を書く
E 友人宛てに目標と行動の約束を書き、進捗記録を毎週報告する

すると、この5グループの目標達成率は、グループAと比較して、Bが約1.2倍、Cが約1.4倍、Dが約1.5倍、Eが約1.8倍という驚きの結果が出ました。

 

マシューズの同様の研究でも、目標とやるべきことを書き、それを友人に話すと19%、進捗を友人に毎週報告することで33%も成就率が上がる結果が出ています。

「海賊王に俺はなる!」とただ心の中で思ってなれないのと、周囲の人に公言してなれないのとでは、後者のほうが確実に恥をかく羽目になります。

人はできるだけ恥ずかしい思いは避けたいものですから、目標を公言すると「達成できない場合は恥ずかしい」という気持ちを生み、「達成するためには頑張るしかない」と具体的な行動に繫げる効果が期待できるわけです。