昨日は会社のOB会があり、昼12時から夕方6時まで、だらだらと酒を飲み続け、昔話に花が咲きました。退職後深酒はしなくなったので、念のため「ウコンの力」を借りましたが、バッチリでした。
それでも、今朝は少しお酒が残っていたので、「落花生救出作戦」を完全遂行し、アルコール分を全部出し切りました。・・疲れました。(笑)
ところで、午後からある勉強会の中で「講話」の依頼を受けたので、小林正観さんの著書「で、何が問題なんですか」(弘園社)の中から次のような「よき友を得る」ことについて紹介しました。今日のような「同じ価値観をもち、同じ方向に向っている人たちと学ぶ勉強会」のすばらしさを感じてもらいました。
お釈迦さまの第一の尊者と言われた、アーナンダはあるときお釈迦さまにこう言ったそうです。
「お師匠さま、今日、私はあることで突然、頭の中に閃(ひらめ)きが生じました。私たちは《聖なる道》というのを追い求めているわけですが、もしかしたら、よき友を得るということは《聖なる道》の半ばを手に入れたと言っていいのではないでしょうか」
《聖なる道》というのは、自分の中に悩み、苦しみ、煩悩がなくて、いつも幸せで楽しくて執着がない状態ですね。
すると釈迦は「アーナンダよ、“良き友”を得られたら、その《聖なる道》の半ばを手に入れたということではない」と言ったんです。
釈迦は言葉を続けて「アーナンダよ、良き友を得ることは《聖なる道》の半ばではなく《聖なる道》のすべてを手に入れることである」。
同じ価値観をもち、同じ方向に向っている人たちを自分の友人にすることが、実は人生のすべてなんです。