元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

「公私混同」ではなく「公私同根」

 先日、野菜の無人販売をご利用いただいたお客様から、「フキノトウ、もっと出さないの?」と、ご要望をいただきました。

 なので、今日は大和町里山に再び「フキノトウ」を採りに行きました。ランチは富谷市で、新規開拓。「タンメン」がお薦めの「ひより屋」さんを見つけて入ってみました。まいう~。満足でした。(笑)

お客様、明日の無人販売に出荷します。

ひより屋さんのタンメン
ひより屋 - 富谷町その他/食堂 | 食べログ (tabelog.com)

 ところで、会社員時代、よく出張がありましたが、私は努めてその地域の名産品、特産品、名所旧跡等を調べて、実際に訪ねたり、ご当地グルメを味わったりして、地元の人達との会話が盛り上がるようにしていました。

 一方で、会社からは「仕事に関係のないことはしないように」と指導されたこともあります。(笑)

 株式会社スマイルズ代表の遠山正道(とおやま・まさみち)さんが、「出張の効用」について説明していたので、抜粋して引用します。
次代のビジネスのシーズは社員の個性と情熱の中にある Business Trip for Innovation ―会いにいく、が今日を変えていく。― | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

・・遠山氏は、そうした個人の「気付き」や「ユニークネス」を得るための機会として、「出張=ビジネストリップ」の効用を挙げる。

 「もちろん、ビジネストリップには目的がありますから、ビジネスパーソン個人として、その目的を達成することは大前提。ただ、決められた時間と行程の中でも、自分なりの発見はできると思うんです。私自身は、ビジネストリップに出かけたら、たとえ昼食一つでも『何でもいい』にはしたくないですね。駅前のちょっと寂れた裏通りを歩いてみて、気になるうどん屋を見つけたら、そこに入って食べてみる。タクシーに乗ったら、運転手さんに積極的に話しかけて、地元の話を聞いてみる……つまり、その時、その場所でしか体験できないことを大切にしたいんです。体験から生まれる『自分だけのストーリー』を探しているんです」

 ビジネストリップを自分の興味・関心のために使うことをちゅうちょする人は多いだろう。しかし遠山氏は、普段の何げない生活や旅の中から生まれた『個人的な思い』こそ大切にすべきだと強調する。

 「近年は、ビジネスシーンにおいても多様性が重んじられ、副業を容認する企業も増えてきました。せっかく旅に出る機会を得たのだから、自分の興味や関心に素直になって、そこで得たひらめきや感動を、自分の肥やしにしていったら良いと思います。『ここまでが仕事で、ここからがプライベート』なんて線を引くことは、どだい無理な話。もしも『それは公私混同だ』なんて言う人がいたら『いや、自分にとっては公私同根なんだ』と言い返してやればいいんです」