元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

人を許したほうが得策である

 本日は台風の影響で朝から雨でした。早々と収穫はあきらめ、「そうだ!! 二度寝しよう!!」ということで、目を閉じましたが目が冴えて眠れませんでした。習慣とは恐ろしいですね。(笑)

 孫の仙台での夏休みも今日で終わりということで、台風と共に去っていきました。お疲れ様~でした。(笑)

風と共に去りぬ

 ところで、今日の仙台駅はごった返していました。雨と言うこともあり降車場も満杯でした。孫たちを降ろして、出口を目指しましたが、なかなか前の車が動きません。散々待ちましたが、動かないので車線変更して追い越すと、なんと運転者不在でした。降車場に堂々と「駐車」していました。(笑)  

 その後、右と左の車線から1台ずつ交互に譲り合いながら出口に向かうのですが、「譲らない人」がいました。(笑) なんとしても、自分が先に出ようとぐんぐん詰めてきます。「俺が先だぁ!!絶対譲るもんかぁ~!!」という気合がその顔から伝わってきました。(笑)

 降車場の駐車といい、譲らない運転者といい、「この野郎!!」と言いたくなりますが、小林正観さんがその著書『心に響いた珠玉のことば』(KKベストセラーズ)の中で、「人を許したほうが得策である」と説いています。なるほどなぁ~です。抜粋して引用します。

 ・・私は49歳のときにこんなことばを思いついて、 31日カレンダーのとある1日の中に書いています。

「投げかけたものが返ってくる。 投げかけないものは返らない。 愛すれば愛される。 愛さなければ愛されない。 嫌えば嫌われる。 嫌わなければ嫌われない」

 

 投げかけたものが返ってくるというのが、 宇宙の大法則であるということに、 私は49年かけてやっと気がつきました。笑顔をずっと周りの人に投げかけていれば、 いつの間にか自分の未来が笑顔に囲まれるのです。そして、不機嫌をずっと投げかけていれば、 いつの間にか不機嫌に囲まれるのです。投げかけたものが返ってくる。投げかけないものは返らない。そういう事実に気がついたのでした。

 キリストはなんと20何歳の若さでこのことに気がついていたよう です。「裁く者は裁かれる。 裁かない者は裁かれない。 許す者は許される。 許さない者は許されない」

 このことがわかれば、自分の損得勘定として、 人を裁かないほうがよさそうだということに気がつきます。人を許したほうが得策であるということにも気がつきます。

 そして、思いやりのある言動をとること、笑うこと、 感謝することを、試してみたくなるでしょう。こんな短いことばで、人生の非常に重要な部分を、 すでに2000年も前にキリストは言い当てていたのです。