昨日は、さすがに暑さ疲れなのか、ビールと焼酎を適量いただいたら、心地よく寝てしまい、ブログの更新ができませんでした。なので、今日は元気いっぱいです。目覚めがシャキッ!!として、最高でーす!!(笑)
ところで、現役時代より忙しい夏を過ごしていますが(笑)、江原啓之さんがラジオ番組の中で、リスナーからの相談に「なるほど」という回答をしていました。
リスナーからは、次のような相談がありました。『「常に成長しないといけない」という強迫観念のようなものがあり、何をやっても心から満足することができない。・・ プライベートでは、やることが多すぎて、主人や子どもとゆっくり過ごす時間があまりありない。もっとリラックスして人生を楽しみたいと思う反面、常に努力していないと幸せになれない、怠けていたら後でしっぺ返しがくるという気持ちに支配されています。こんな自分に時々疲れているのですが、やめられません。』
なんとなくわかるような気がします。農作業は楽しいのですが、毎日続けないと美味しい野菜が出来ないので、怠けていたら後でしっぺ返しが必ずきます。ちょっと違う?(笑)
(TOKYO FMの番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」放送より)
・・相談者さんは今までの人生のなかで、人から褒められたときや努力をしてきたときに、一番充実していると感じたのかもしれませんね。親御や学校の先生などから常にそう言われてきたので「愛されるためには努力をし続けないとダメだ」という強迫観念が身についてしまったのではないでしょうか。
しかし、「プライベートではやることが多すぎて、主人や子どもとゆっくり過ごす時間があまりない」というのは、何か矛盾しているというか、本末転倒ですよね。努力して、常に前を向いていないと愛されない、成長しないと愛されないというトラウマがあるんじゃないかと思います。
メールを拝見して思ったのですが、相談者さんは“誰かのために”がない。いつも“自分のため”なんです。「もうこの会社で学ぶことはない」と思って転職を考えるというのも、“自分だけ”という考えですよね。 「みんなのために何か還元しよう」とか、「みんなのために役に立とう」という心構えを持ちましょう。その延長で「夫や子どもにおいしいものを作ってあげよう」とか「一緒に楽しい時間を作ろう」と思えるはずです。
成長しないと、よく思ってもらえないから努力をする。そして、技術的に何かを得たら「もう学ぶことはないから次、次、次……」というのは、“自分のため”なので終わることがありません。 人間の幸せって、“誰かのため”なんですよ。
例えば自分だけだったら食事も簡単に済ませてしまいますが、家族など食べる人がいれば、ご飯を作りますよね。“誰かのために”だと、文句を言いながらでも楽しいんですよ。 やはり人というのは、誰かのために生きてこそ力が出るんですよ。“自分のために”生きるのでは、いつも満たされない。だから相談者さんは視点を変えて、「自分は成長し続けないと愛されない」と思うのをやめて、もっと“誰かのために”ということを考えて、自分の愛を育てていくことに視点を置きましょう。そうすれば疲れなくなるし、いつまでも輝いて生きていけると思いますよ。