元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

伸びるタイプの条件の第一は「物事に熱中できる」こと

 野菜にも「盆休み」があればいいな・・と思う今日この頃。世の中は盆休みと言えども、野菜の成長は止まりません。今朝は、「台風が来る!!」ということもあり、4時30分から収穫作業を行い、すべて若林郵便局に陳列していきました。偉い!!(笑)

本日の無人販売

 ところで、夏休みを満喫している孫は、一日中ゲームをしても飽きません。ご飯も「おにぎりにしてくれ!!」と、とにかく熱中しています。筑波大学名誉教授の村上和雄さんが、その著書『人生の暗号 (サンマーク文庫)』の中で『伸びるタイプの条件の第一は「物事に熱中できる」こと』と解説していました。もう「孫馬鹿」ですから、ゲームに熱中している孫が頼もしく見えてしょうがありません。ママは心配していますが・・・。(笑) 嬉しいので抜粋して引用します。

・・要するに伸びる人とは眠れるよい遺伝子を呼び起こすことがうまく、それが下手な人は能力や才能をもちながらも伸び切れないということです。

 では具体的にどんなタイプが伸びるタイプなのか。次にいくつかの条件をあげてみましょう。

 伸びるタイプの条件の第一は「物事に熱中できる」ということです。何かに取り組んだら脇目もふらずに熱中する。まわりがどうあれおかまいなしで、自分のしていることしか考えない。そういうひたむきさのある人間は伸びられる人です。

 それから持続性のある人。いくら熱中しても、それが続かないとなかなか成就までは行き着かない。寝ても覚めても、そのことを思い続ける持続性のある人が伸びられるタイプです。天才はパッとひらめいたというエピソードがよくありますが、「寝ても覚めても」が前提にあってはじめてひらめきが起こる。これが第二の条件になります。

 第三は、常識にしばられない自由闊達(かったつ)さをもつこと。この点に関しては江崎玲於奈先生が大変興味深い指摘をしておられます。江崎先生はご承知のようにエサキダイオードノーベル物理学賞を受賞されていますが、独創的な研究開発を進めるカギとして「自由闊達さ」ということをあげておられる。これは「素人発想」と一脈通じるものがあります。端的にいってしまえば、何ものにも規制されない自由な発想ということで、それは子供の感覚に似ているといってもよいかもしれません。私たちは大人になるにつれて、さまざまな知識を身につけますが、それはほとんど常識と呼ばれる範囲にとどまるもので、それでは遺伝子は目覚めない。