元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

つながりを感じるのがコミュニティ

 自給自足を目指す元気村の今年初めての加工品づくりとして、明日から「味噌」作りをスタートします。そこで今日は、材料となる「米麹」を買い求めに、生出の「JA新みやぎ 元気くん市場」に行ってきました。味噌作りの先生から、げんきくん市場の「加藤さんの米麹」が一番と推薦されたためです。(笑)

 せっかく生出まで行くので、「そうだ!! 秋保温泉に行こう!!」ということで、秋保温泉共同浴場に行ってきました。入浴料は300円。源泉かけ流しで、温泉成分が身体にじわっと染みてきます。ついでに、「さいちのおはぎ」も買いました。満足です。(笑)

秋保温泉共同浴場

おはぎを買い求める「さいち」の行列

 ところで、元気村も一種のコミュニティーですが、マツダ ミヒロさんが、その著書『コミュニティをつくって、自由に生きるという提案』(きずな出版)の中で、これからはますますコミュニティに価値を感じる人が増えてくると言っていますので、引用します。

技術が発達し、どこにいても仕事ができ、情報も入ってくるようになりました。

でも、どんなに便利になっても、なくならないことがあります。

それは、人とつながることなのです。

インターネットが発達して、人と直接会わなくても用事は済むのに、ほとんどの人が直接会おうとしています。

これは、人とつながることが本能だからです。

本能なので、人と関わるのが苦手だとしても、欲するものなのです。 

ちょっと極端な話ですが、 

「たくさんの食料とお金を持って、たった1人で無人島に1年間行く」 

「わずかな生活用品だけを持って、大切な人たちと無人島に1年間行く」 

あなたは、どちらを選びますか? おそらく後者のはずです。 

どんなに便利に生活をしても、どんなに収入が高くても、つながりがないと本当の豊かさを得ることはできません。 

そのつながりを感じるのがコミュニティであり、これからはますますコミュニティに価値を感じる人が増えていきます。