元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

無駄こそが自分の人生を彩る価値

 天気はいいのですが、寒い。(笑) 昨日今日と元気村事務所のイチジクの木の剪定やたい肥散布を鼻水を垂らしながら行いました。鍛えられたと思います。(笑)

いちじくを剪定してみました。初体験(笑)

重労働です。

 ところで、「引き出しの多い人」がいます。話題やアイディアが豊富で、どんどんその人の話に引き込まれていきます。そういう人は、一見「無駄な時間」を過ごしています。目標に向かって、一直線には歩いていません。いや、目標が何なのかもよく分かりません。(笑)

 萩本欽一さんは、自分の子供を「人生、無駄にこそ価値がある」と育てたそうです。長男は、大学卒業後銀行に就職するのをやめて弁当屋さんに就職しました。次男は予備校に行った後、受験しないで就職し、予備校に行ったことを無駄にしたそうです。三男は、アルバイトでお金がたまると世界中を放浪して歩いたそうです。欽ちゃんは、そんな子供たちの生き方に大満足しています。

 私たちは自分の人生が、すべてが日の当たる場所を歩き、近道を行き、損や失敗もない人生であることを望みますが、それって本当に楽しいでしょうか? 無駄こそが自分の人生を彩る価値なのかもしれませんね。