元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

繁文縟礼(はんぶんじょくれい)

 今日の作業は、6月からの郵便局での「野菜の無人販売」に備えて、「カブ」を播種しました。耕運、畝立て、マルチ貼り、播種、の作業で、一日が終了しました。なかなかの作業量で、ビールのウマいこと(笑)

 

 ところで、浅田次郎の「大名倒産」を読みました。(6月に神木隆之介主演の映画が放映されるそうです。)  物語自体も面白いのですが、それは置いといて、聞きなれない四文字熟語が出てきました。「繁文縟礼(はんぶんじょくれい)」とう言葉です。意味は、「礼儀や規則・形式などがこまごまして煩わしいこと」だそうです。

 徳川家による日本統治が長く続く中、武士の本分である「戦うこと」がなくなり、礼儀や規則・形式だけを意味もなく守ることが強要されていくことで出てきた言葉です。

 礼儀や規則・形式がなぜ出来たのかを探ってみると「へぇーそうなんだ」と思うことがあります。例えば、毎朝、神棚と仏壇に手を合わせていますが、「線香は3本立てる。その意味は現在・過去・未来。」「ローソクや線香を灯すのは、自分の身を削って、周りを明るく照らすこと」、出雲大社の4柏手は東西南北ということ。」等。

 意味を知らないと、「繁文縟礼」となってしまうのは避けられないということなんでしょうね。やはり、「何のために」というのは、いつも問いかけることが必要ですよね。(笑)

元気村の「こかぶ」 まいう~