今日は車の定期点検のため、ネッツトヨタ仙台へ。先日、バッテリーが上がって大変な目にあったので、調べてもらったら、案の定即交換が必要とのこと。が、ちょっ高めかなと思ったので、いったん断り、近くのカー用品店へ。なんと、それ以上の値段でした。(笑) すごすごとネッツトヨタに引き返し、「ぜひ、交換してください」とお願いしました。(笑)
ところで、担当の人(新人さん)が、バッテリーも古くなった車なので、買い替えを勧めようとしていましたが、なかなか言い出せずにいたようで、帰り間際に「買い換えた場合の見積書を封筒にお入れしておきました」とぼそり。(笑)
なぜ、言い出せなかったのでしょうか。新人営業パーソンのアルアルは、「押し売りにならないか」「迷惑じゃないか」「断られるのは嫌だな」という気持ちが先行するからなのでしょうね。
西田文郎さんが、その著書の中で「売りつけよう」から「喜ばせよう」に置き換えなさいと提案しています。なるほどです。
『No.1リーダーを支える 英断の言葉 (西田文郎の<究極の言葉>シリーズ)』現代書林
きれいごとを言っても、しょせん商売のホンネは「売りつけよう」にあると思われがちです。
もしあなたが優秀なビジネスマンになりたいなら、この「売りつけよう」を、「喜ばそう」に置き換えてください。
というのも、商売の相手はお客さんの「脳」です。
財布ではありません。
お客さんの脳、ユーザーの脳、消費者の脳、取引先の脳…。
あなたの商品やサービスに対して、また店や会社に対して、さらには自分という人間に対して、その脳をいかに「快」にするかの競争がビジネスであり、商売なのです。
脳が「快」になれば、心も財布も自然と開くのです。
相手の脳を「快」にすることを、世間では「喜ばせる」と言うのです。
「売りつけよう」にあるのはテクニックだけです。
しかし「喜ばそう」とすれば、イヤでも相手のことを考えます。
どうしたら喜ぶか…それを追求するエネルギーがわいてくるのです。
なぜなら人を喜ばせると自分も嬉しくなる。
それが人間です。
仕事が深化し、質的に高まり、広がりも生まれるのです。