元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

町内会役員は、「人格完成」に近づく早道。

 今日は、自宅地域の氏神様の祭禮でした。幟旗を立てる人がいないということで、急遽駆り出され、町内会長等とともに、神事に立ち会いました。この地区の伝統行事だそうです。引っ越してきたよそ者としては、興味津々でした。(笑)

意外と高いポール

クレーンで吊り上げます。

完成

神事。みんなで低頭。

 ところで、神事終了後神主さんを囲んで、直会となりましたが、その中で、コロナ禍で、町内の行事がストップし、経費が余ってきている。ついては、引っ越してきた人もたくさんいるので、顔合わせ会を開きたいが、どう思うかという意見が出されました。

 私は賛成ですが、そう簡単ではないことも伝えました。昭和時代から続く町内会の顔合わせは、御婦人方が準備をし、男性陣が座って飲んで、後片付けは、また御婦人方。これでは、御婦人方が面倒くさくて、参加する人が少ないと思いますよと。男性陣が、準備から、料理、後片付けまで、すべて進んでやるというのなら、御婦人方も考えると思いますよ。と伝えました。

 町内の関係作りは、やはり価値観が多様化している今日は、大変難しいと思います。職場と同じで「飲み会をやればいい」時代ではありません。ある程度中心になる人たちが、「使ってもらってありがとうございます。」というような感謝の心で活動できなければ、負担感が増すだけです。

 とはいえ、やはり災害等がいつ起こってもおかしくない時代です。また、高齢化もますます進んでいきます。町内会の人間関係作りは、やはり必要不可欠だと思います。昨日の記事の「人間関係に回避的になっている若者」のような時代だからこそ、町内会役員が「感謝の心」をもって活動しないと、住民から「感謝の言葉」が返ってくることは難しいと思います。

 と、いうことは、町内会役員は、「人格完成」に近づく早道なのかもしれません。(笑)