元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

おかげさま

 農家の仕事は、どうしても天候に大きく左右されます。「種蒔きをしたから、雨が欲しいと言い」、「耕運をするから、雨はいらないと言う」・・まるで上所重助さんの書いた「おかげさま」という詩そのものです。(笑)

 

夏が来ると「冬がいい」と言う
冬が来ると「夏がいい」と言う


太ると「痩せたい」と言い
痩せると「太りたい」と言う


忙しいと「暇になりたい」と言い
暇になると「忙しい方がいい」と言う


自分に都合のいい人は「善い人だ」と言い
自分に都合が悪くなると「悪い人だ」と言う
 
借りた傘も 雨が上がれば邪魔になる
金を持てば 古びた女房が邪魔になる

所帯を持てば 親さえも邪魔になる
 
衣食住は昔に比べりゃ天国だが
上を見て不平不満の明け暮れ
隣を見て愚痴ばかり
 
どうして自分を見つめないのか
静かに考えてみるがよい
一体自分とは何なのか

親のおかげ
先生のおかげ


世間様のおかげの固まりが自分ではないか


つまらぬ自我妄執を捨てて
得手勝手を慎んだら


世の中はきっと明るくなるだろう
 
「俺が」、「俺が」を捨てて


「おかげさまで」、「おかげさまで」と暮らしたい

 

・・と、いうことで、「おかげさま」で、スナップエンドウ初収穫で~す。すべては大自然のおかげで「明るく」暮らしています。(笑)

 

スナップエンドウ初収穫