元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

単にその人が学んでおらず未熟だから

 今日は、雨模様でしたが、それほど強くもならず、なんとか作業が出来ました。村民1号が来てくれたので、一緒に「サツマイモ救出作戦」を展開し、無事終了しました。めでたし。めでたし。(笑)

サツマイモ無事救出

ランチは名取市閖上の「海日和」

 ところで、村民1号は、仙台市の民生員としても大活躍していますが、性格はいたって温厚。今日も作業終了後、コーヒーを飲みながら、「近頃、不寛容な人が増えているよねぇ・・」というような話をして、「みんな元気村に来て作業すれば、穏やかになれるのにねぇ・・・」と、我田引水で盛り上がりました。(笑)

 新規開拓社長の朝倉千恵子さんが、「すぐキレる老害化は他人事ではないと記事にしています。抜粋して引用します。 

・・「ベビーカーが邪魔だ!」「レジが遅い!」

街中で理不尽に怒り散らす高齢者の姿をあなたも見たことがあるのではないでしょうか。いわゆる“老害”。SNSでは職場、公共スペース、飲食店などさまざまな場所での老害エピソードが毎日のように炎上しています。

老害なんて一部の人で、自分には関係のないこと」だと思っていませんか? そんなことはありません。むしろよほど意識をしない限りほぼ全ての人が老害化すると言っても過言ではないかもしれません。もちろん、私も含めてです。

 

・・先に結論からお伝えすると、老害化を防ぐためには「学び」しかないと私は考えています。

20歳だろうが80歳だろうが、学ぶことをやめてしまった者は老人である。
学び続ける者は、みな若い。

これは自動車王として名高い、ヘンリー・フォード氏の言葉です。この言葉が全てを表していると言ってもいいかもしれません。学びを止めた瞬間に、私たちの成長は止まり、あとは衰退するのみです。

私はこれまでに20万人以上のビジネスパーソンと出会ってきました。その中で若いころにものすごく優秀だった人、活躍していた人が年を重ねてから悪い意味で変わってしまったケースもたくさん見てきました。過去の栄光に酔いしれ、自分の成功体験を上書きできず、何度も同じ話をして、他人の意見には耳を貸さない。そんな人があなたの周りにもいませんか?

  

・・年を重ねてからの学びの最大の効果は「謙虚さを覚える」ことだと私は考えています。学ぶプロセスの中では、分からないことやできないことに直面して落ち込むことがあったり、失敗して反省したりすることも多々あります。

「学ぶ=知っていることやできることが増える」と思っている方も多いかもしれませんが、むしろ学べば学ぶほど自分がいかに未熟で、まだまだなのかを思い知らされることのほうが多いものです。

学び続ける中で謙虚さを身につけると、くだらないことに腹が立たなくなります。自分の思い通りにいかずにイライラするのは、単にその人が学んでおらず未熟だからです。

自分が未熟であると気づいても悲観する必要は全くありません。それはあくまでも現状を把握したにすぎないからです。人は気づいたときからがスタート。あるべき姿に向かって、昨日よりも今日、今日よりも明日と一歩ずつでもいいから進んでいくそのプロセスこそが、人を成長させ人生をより豊かにしていくと私は思います。

  

・・「学ぶ」とはとても意味の広い言葉であり、セミナーを受けたり、学校で勉強したりすることだけが学びではありません。本腰を据えた勉強も大事ですが、それ以上に毎日の暮らしの中に小さな学びをたくさん積み重ねていくことがより重要だと私は考えています。

そのためにもぜひ取り入れていただきたいのが「サムシング・ニュー」という習慣です。毎日1つ新しいことに挑戦してみてください。新しいお店に入ってみる、食べたことのないメニューを頼んでみる、行ったことのない場所に行ってみる、などどんな小さなことでも構いません。

年齢を重ねるにつれて、新しいことに挑戦する意欲も減退していきます。だからこそ、あえてやるのです。現状維持は衰退のはじまり。50代を超えたら、心も身体も頭も、努力をしてようやく現状維持。その先の成長を目指すためには、常に新しいことに挑戦し、学び続ける姿勢が欠かせません。

世の中にはまだまだあなたの知らないことがたくさんあります。たくさんの驚きや発見が、きっとこれから先のあなたの人生をより豊かなものにしてくれるでしょう。