元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

脳の老化を防ぐ

 孫の夏休みも真っ盛り。「そうだ!! 川遊びに行こう!!」ということで、今日は大和町の「蛇石せせらぎ公園」に行ってきました。水が綺麗で冷たく、気持ちのいい場所でしたが、川から上がると暑い!!(笑)

蛇石せせらぎ公園。駐車場が狭いのが難点。

孫の川流れ

一匹獲れました。

 ところで、和田秀樹さんがその著書『老けない習慣ベスト100』(総合法令出版)の中で、「楽しいこと、面白そうだと思うこと」をすると脳の老化を防ぐと言っています。今日は、脳の老化は防げたようです。

・・歳をとってくると、本当はしたいのに「いい年をして」という言葉が頭に浮かび、我慢してしまうことはありませんか? でもやはり、したいことは我慢せず、やったらいいと思います。

 ・・「楽しいな」「面白そうだな」と思うなら、自分にブレーキをかけず、どんどんやってみたらいいのです。

 人間の体はよくできていて、使わない機能は退化(廃用性萎縮)し、使えば活性化していきます。衰えに任せて使わなければどんどん衰退し、奮起して使えば活性化していくのです。脳はその傾向が顕著な器官です。そして、最も脳の活性化に効果があるのが「したいことをする」ということです。人間らしさを司る脳の前頭葉にとって、それはとても刺激的なことになります。

 楽しいこと、面白そうだと思うことほど刺激的です。反対に、つまらないことや我慢を強いると、脳の働きは鈍ります。我慢をして毎日をつまらなく生き、脳を萎ませていくか、したいことをして毎日を元気ハツラツと生き、脳を活性化させていくか……。したいことをすることは、脳の老化を防ぐためにも重要なのです。

 

 脳の前頭葉は、目にしたことがないもの、耳にしたことがないものによく反応します。新しいものを観たり聴いたりする行動が脳を活性化させ、若さを保ちます。

 音楽を聴くなら新曲、カラオケで歌うなら歌ったことのない曲にぜひ挑戦してみましょう。映画を観るなら封切映画館で話題の新作を楽しみましょう。

 ちなみに、イギリス・ゴールドスミス大学の研究で、コンサート会場に20分間いると幸福感が21%上昇することがわかったそうです。他の行動では、犬の散歩が7%増、ヨガが10%増だったそうです。

 また、コンサートが精神に与える効果はとても高く、他にも自尊心と他者への親近感がそれぞれ25%、精神的な刺激は75%も上昇したとの報告です。さらに、2週間に1回コンサートに行く習慣を身につけると、寿命が9年も伸びると発表されています。