元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

上に立つだれもが己の得になることしか考えておらぬ

 今日は畑が乾いたので、たい肥の鋤き込み作業をやりました。が、意外と寒い。トラクターに乗っていると、鼻水が垂れてきて大変でした。(笑)

 これで、今年一年の畑作の準備ができました。あとは、暖かくなるのを待つばかり。イェーイ!!

燃えるオト~コの~あ~か~いトラクタぁ~

 ところで、今読んでいる高橋克彦さんの「水壁」(アテルイを継ぐ男)の中に、こんな言葉がありました。

阿弖流為を継ぐ男

「内裏とはそういうところか」

凪実は逆鉾丸を睨み付けた。

「そういうところだ。上に立つだれもが己の得になることしか考えておらぬ。それゆえ平気で幼帝を立てられる。己れらの好きにこの国を操れるようにな」

「民らもそれで構わぬと?」

「怒ってはおるさ。が、どうにもならん」

「腐っているのは民らも一緒だ」

「かも知れん・・・いかにも」

逆鉾丸はまた深い吐息をした。

 なにやら近頃大騒ぎになっていることと同じことのようです。(笑) 

ほんとうに人間は進歩していないようです。一方で、だから鍛えられて、一部の人だけは進化していくのかもしれませんね。(笑)