元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

世間知らず

 昨日は、さすがに疲れが残っていて「そうだ!! 何もかも捨てて休もう!!」ということで、「安息日」にしました。(笑)

 とはいえ、巨大化する「オクラ」と「キュウリ」だけは朝のうちに収穫し、出荷しました。ついでに、「かぼちゃ」も熟していたので、収穫しました。昨年より出来が良いようです。ヤッター!!

 そして、ガンバったご褒美はもちろん「山形蕎麦」。開業したての「立花」に行ってきました。肉中華がまいう~でした。

カボチャ収穫。まいう~

山形肉そばの店「立花」

 ところで、あの本田宗一郎さんも、その著書『やりたいことをやれ』(PHP)の中で、「今の時代は年寄りの方が世間知らずだ」と言っています。確かに、特にデジタルに関しては、私を含めて、元気村の村民たちは「世間知らず」です。(笑)

・・生をうけた以上どうせ死ぬのだから、やりたいことをやってざっくばらんに生き、しかるのち、諸々の欲に執着せずに枯れ、そして死んで いくべき、という考え方だ。

「生あれば死あり、早く終うるも命の促(うながさ)れるにはあらず」――これは陶淵明 の詩の一節だそうだ。

私流に解釈しても、まことにそのとおりで、社長という“生は限りあるものである。

しかし、社長を辞めたからといって、その人の人生そのものが終わるわけではない。

人間死ぬまでは生きるんだから、その間に今までできなかった趣味なり社会奉仕の名誉職なりを思う存分すればよいのだ。

自分では若いつもりで、飛行機を操縦したりオートバイをすっ飛ばしたり、派手な色柄の服を着て喜んでいるが、私は要するに80近いジジイである。

世界のジジイ経営者同様、このジジイも、おれはだてに年をとっちゃいない、若い者が真似できない体験をしてきているし、いろいろ見てきている。

そうした知恵はきっと役立つはず…と思わなくもない。

それを認めた上で、私は老人は社会の一線から早く身をひくべきだと考えるのだ。

理由は、今の世界というものは年寄りのほうが世間知らずだからだ。

昔は若い人を世間知らずといったものだが、現在は逆。

急激な世の中の変化に、もはや老人はついていけなくなっている。