元気村「村長通信」

自給自足コミュニティ、活動日誌。

人生に於いて最も偉大なる発見は自己発見である

 今日は一日中曇り空。最高気温も25℃と涼しい日でした。午後からちょっとした「講話」の依頼があったので、午前中はひたすら「バジル救出作戦」を遂行していました。夢中になりすぎて、あやうく遅刻しそうになり、大慌てで会場まで向かいました。(笑)

バジル救出作戦展開中(;^_^A

 ところで、今日の講話は、「人生に於いて最も偉大なる発見は自己発見である」がテーマでした。「人間の意識は顕在意識が2割で、残りの8割は潜在意識であり、これが自分で気づかないうちに、自分の行動を支配している」ということも伝えましたが、「だったらどうしようもないじゃん」ということになるので、分かりやすい? 事例として、稲盛和夫さんの著書『人生と仕事の方程式』(サンマーク出版)から、「真面目だとか几帳面だとか、自分の持つ意欲とか能力を発見するのが再発見ではなく、『どんな考えで行動しているのか』を発見することが再発見ということになりますよ」と伝えました。

稲盛和夫氏は、「人生の方程式 」があるという。

それは… 人生・仕事の結果 = 考え方 X 熱意 X 能力

人生の成功は、考え方と熱意と能力で決まるということだ。だが、すべて掛け算だから、考え方がマイナスであったら全部がマイナスとなってしまう。

つまり、考え方が間違っていたら、意欲や能力があればあるほど、大きく失敗するということ。

昨今は、意欲ばかりが強く、どんなことでも、元気や気合があればできると錯覚している人が多い。しかし、大切なことは、利他か利己か、善か悪か、愚直か狡猾か、というような考え方や方向性。

どんなあくどいことをしようが、儲かればいいと考えるか、 世のため人のためを先に考え、利はあとからついてくると考えるのか、でもある。

稲盛氏は、この方向のことを「ベクトル」といい、 会社や組織で、考え方を共有することを「ベクトルを合わせる」という。正しい考え方を持つこと、これこそが人生において最も大事な事。

 また、舩井幸雄さんの著書『一流になりなさい。それには一流だと思い込むことだ。』(マガジンハウス)からも、「でも、正しい考え方といっても価値観は人それぞれだから具体的にはどんな考え方をすればいいのか」ということで、次のことを伝えました。

人は日々さまざまなことに挑戦し、成長し、自己の人間性を高める旅の途上にあるのだと思います。自らの長所を発見し、その長所でもって社会や人々に貢献することが使命です。

どんな人間でも生まれたからには、使命、役割がある。その使命を果たすべく、長所を授かって生まれてきました。

だから、自らの長所を伸ばし、その長所を発揮して生きることだけ考えれば、おのずと使命にたどり着くのです。

長所にまだ気づいていなければ、目の前のこと、やらなければいけないことに全力で打ち込んでごらん。必ず、あっこれだ!と思うことにぶつかる。楽しく、ワクワクできて一日中励んでも時間が気にならないことに。それが長所だよ。